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アンチエイジング治療はいつから始めればいいの?

「いつまでも若々しくいたい!」
近年の美容医療の広まりからか、男女共にアンチエイジングの相談で来院される方が著しく増えています。患者様のお悩みは、シミ、しわ、たるみといったものから、くぼみ・こけ、赤ら顔・肌の赤み、ニキビ跡、毛穴の開きなどさまざま。また、これからは「人生100年時代」とも言われており、長い人生を元気に、見た目も若々しく保って謳歌したい、と考える方が増えてきました。よって、アンチエイジング治療のニーズは今後も更に高まっていくことが予想されます。

それでは、アンチエイジングの治療はいつから始めればいいのでしょうか?
これは患者様に大変よく聞かれる質問です。
「気になる症状はあるけれど、今から治療を始めたら老化が加速するんじゃないかしら?」
こういった質問も何度となく受けてきました。
ほうれい線がやたらと気になるようになった時に、初めて美容皮膚科や美容外科に相談すればいいのでしょうか?
今回の記事では、アンチエイジングの治療の代表とも言えるシミ、しわ、たるみについて治療を始めるべき時期について解説します。是非参考にして、これから長く続く肌人生について見直してみてくださいね。

シミ

シミは紫外線による皮膚へのダメージが蓄積して生じるもの(老人性色素斑や脂漏性角化症)、皮膚への摩擦刺激が蓄積して生じるもの(肝斑)などがあります。
まだ少ないから、あるいはまだ薄いから、増えてきたり濃くなってきたら治療しようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かにシミは薄いよりは濃い方が治療に反応して改善しやすいと言えます。しかし、放置しておくと良くないと考えられることもあるのです。それは、お化粧です。女性の場合、シミがあるとどうしてもそれをお化粧で隠そうとして、知らず知らずの間に厚化粧になったり、シミのある部分を強く擦ることを続けてしまいがちです。そうすると、肌の状態は悪化し、シミが増えたり悪化したりしやすいのです。こうなるとさらにお化粧でカバーしようとしてさらに肌を擦りつづけて、ただひたすらに肌のシミを増やす原因を作ってしまいます。結果、顔中シミだらけになってしまう方、女性にはとっても多いです。男性の場合はお化粧はしないので、お化粧による悪循環はないかもしれませんが、日焼けをしてシミを隠そうとされる方は結構いらっしゃるようです。これが肌に悪いのは説明不要ですね。結局、シミは気になったらさっさと治療をした方が良いと言えます。

しわ

しわとは、皮膚に発生する溝のことを指します。主な発生部位は、目元やほうれい線などで、部位ごとにその原因は異なります。
しわもまだ浅いから深くなったら治療しようと考えている方多いのではないでしょうか?
でも、それははっきりした間違いです。
皮膚は毎日同じように見えて、実は新陳代謝を日々繰り返しています。剥がれ落ちて死んでいく細胞もあれば新しく生まれてくる細胞もあります。しわが深くなるまで放置するということは、皮膚の形態をしわの深い状態に固定してしまうということに他なりません。また、皮膚に深く刻まれた溝を修復するよりは比較的浅いうちに修復する方が簡単かつ費用も少なくすむのは言うまでもありません。

たるみ

たるみとは、加齢により皮膚や皮下組織が弾力を失い、垂れ下がってしまうことで発生します。
たるみなんて加齢現象なんだから止めることはできないのだから、ひどくなってもし気になれば治療すれば良いと考えていませんか?
はっきり言いましょう。それは明確な間違いです。
最近のたるみ治療の理論では、たるみの進行には皮膚を支えているリガメント(靭帯)が重要であるとされています。加齢によりこのリガメントがゆるんでしまい、それが皮膚のたるみとなって認識されます。このリガメントのゆるみはたるみを放置することでさらに加速してしまうことがわかっています。例えばニットなどをハンガーにかけて吊るしておくと、その自重によりニットは段々と伸びてしまいますね。これと同じことが人間の顔でも起こるのです。これを食い止めるために、ヒアルロン酸などをリガメントを支えるように注射して、リガメントがなるべく伸びないようにすることができます。こうすることでたるみの進行を緩やかにすることができます。つまりたるみ治療は、たるみ切ってしまってからではなく、何となく気になり始めた段階ですぐにでも始めるべきです。

以上、加齢現象の代表的症状であるシミ、しわ、たるみについて、症状を放置するとどうなるか、なぜ早めに治療したら良いのかを説明しました。結局のところ、アンチエイジング治療は早めに始めるに越したことはないのです!更にここで興味深いデータを紹介すると、当院にアンチエイジングの相談で来院する患者さんは、その約半数が20代~30代の方です。つまり、早いうちからアンチエイジング治療の重要性を知っている方がそれだけ多くいらっしゃるということです。まだ若いにも関わらず治療を始めている人がこれだけいることに驚いた方も多いのではないでしょうか?もしかすると、あなたの同世代のお友達も、こっそりとアンチエイジング治療を始めているかもしれませんよ。あなたのお友達も、もう美容皮膚科・美容外科に通い始めているかもしれません。

まとめ ~アンチエイジング治療は早めに始めよう!~

気になるシミ・しわ・たるみは放置しておいても良くならないばかりか、症状の悪化を加速しかねません。気になり始めたらなるべく早く治療を行うことで、症状の改善のみならず、それ以降の老化の進行を防いでくれます。気になる症状があれば、早めに美容クリニックに相談しましょう。また、アンチエイジング治療は定期的に受けることで、肌の老化を未然に防ぐことにもつながります。そして、今やアンチエイジングの施術方法は、メスで皮膚を切るような大がかりなものばかりではありません。20~30代で始めている方も多いアンチエイジング治療。周りに差を付けられてしまう前に、一度美容皮膚科に相談してみましょう!

監修医師

竹内 孝基 医師

エースクリニック理事長

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