ジュビダームビスタ®ボルベラXCが製造販売承認

ヒアルロン酸製材が日本で使用されるようになってかれこれ20年の月日が経ちます。2014年にジュビダームビスタ®ウルトラ(以下ウルトラ)やジュビダームビスタ®ウルトラプラス(以下ウルトラプラス)が日本国内における承認薬として発売されてからは、日本のヒアルロン酸製材の市場は、アラガン・ジャパン社の独断場となった感があります。そうは言ってもウルトラやウルトラプラスは自体はそれほど良いヒアルロン酸でもなく、正直ボチボチと言ったところでした。

ところが、2016年12月にジュビダームビスタ®ボリューマXC(以下ボリューマ)が承認薬として発売されてから急速に日本におけるヒアルロン酸市場は変化していきました。一言で言うなら、リフト力がありながらも硬くない滑らかなヒアルロン酸の登場で一世を風靡したのです。ただ、それでもボリューマだけでお顔のエイジングの多くに対して治療できるわけではありません。私たち臨床の美容医療に携わる医師は、あまたあるヒアルロン酸製材の中からこれはと思うものをピックアップし(主に海外から輸入)、ボリューマだけではカバーしきれない分野に使用していました。

そのような状況の中、2018年8月、ジュビダームビスタ®ボリフトXC(以下ボリフト)が登場し、ボリューマよりも柔らかくリフト力があるヒアルロン酸を国内承認薬として使用できるようになりました。これらボリューマ、ボリフトの2種類が使えるようになり、かなりの部分のアンチエイジングのお悩みに対処できるようになりました。

それでもまだカバーできていない部分、例えば目元などの皮膚の薄い部分のしわなどに使えるヒアルロン酸は今でも他の製材(ベロテロソフトなど)を使用しております。このような用途に使えるヒアルロン酸が国内承認薬として使用できればそれに越したことはないのですが、何と満を持してその目的に足るヒアルロン酸が同社から発売される見通しのようです。

その名前は……ジュビダームビスタ®ボルベラXC(以下ボルベラ)!すでに2018年10月26日に厚生労働省により製造販売承認を取得しています。恐らく、これ個人的な予想ですが、2019年の3~6月あたりに発売となるでしょう。ボルベラはボリフトよりさらに柔らかい製材で、使用目的は微細な顔面のしわやへこみ、口唇増大となるようです。

発売されてから使ってみないことにはわかりませんが、私個人的にこのヒアルロン酸にはかなり期待をしています。まだ、日本では発売されていませんが海外ではすでに発売されているヒアルロン酸ですので、個人的に取り寄せて、自分の顔に注射して色々と実験してみたいと思います。使用感などわかったらまた記事でお知らせしますね!