そばかす(雀卵斑)の治療

そばかす(雀卵斑)とはどんなシミ?

そばかすは鼻を中心に左右対称性にできます。大きさは同じ人物のものは同程度の大きさですが、人が違うと大きさはまちまちで、細かいものから比較的大きな斑点状のものまであります。

そばかすは遺伝性の疾患なので、子供の頃からあります。典型的なそばかすの例はキャンディーキャンディーです(平成生まれの人は知らないかも)。大人になってからそばかすができることはありません。大人になってそばかすができたと思っている人もいますが、それは本当はそばかすではありません。そばかすに似た老人性色素斑です。細かい老人性色素斑がたくさんできるような場合は、見た目上簡単にそばかすと区別できないことがあります。一応、そばかすの場合は鼻を中心に分布するのに対し(中心性の分布)、老人性色素斑の場合は頬骨の出た部分に多くできる(外側性の分布)点が鑑別のポイントとされますが、見た目からは明確にどっちと言えない場合も結構あります。結局、子供の頃からあったのか、それとも大人になってからできたのかで鑑別することになります。

そばかすなのか老人性色素斑なのかを鑑別できたとしても、治療方法にそう違いはありませんので、必ずしも鑑別診断は重要ではありません。しかし、予後は異なります。そばかすは遺伝性の疾患なので、基本的に根治することができません。老人性色素斑なら根治可能です。

そばかす(雀卵斑)の治療方法

そばかすの治療には、ピンポイントで行う治療と面で行う治療があります。ピンポイントで行う治療にはQスイッチレーザー、面で行う治療にはIPL(光治療)やフラクセル3があります。

Qスイッチレーザー

Qスイッチレーザー

そばかすの1個1個にピンポイントでレーザーを照射していき、一旦痂皮を作って治療する方法です。痂皮がはがれるときにそばかすも一緒にはがれ落ちます。痂皮が1週間位ついているためダウンタイムはあるのですが、痂皮が取れると一気にきれいな肌になります。きれいさっぱりそばかすを治療したいという方におすすめです。

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レーザーフェイシャル

レーザーフェイシャル

お顔全体に面でレーザーを照射する方法です。Qスイッチレーザーと比べると、レーザーフェイシャルで使用するレーザー光のパルス幅は長いので、治療効果は落ちますが、痂皮形成はできないかできてもわずかなため、ダウンタイムのない治療を希望される方にはおすすめです。1ヶ月に1回くらいの頻度で5回くらい行います。

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IPL(フォト治療)

IPL(フォト治療)

この治療は強いパルス光をお顔全体に面で照射していくものです。パルス幅はミリ秒単位であり、そばかすに対する効果は基本的にレーザーフェイシャルと同様です。ただし、IPLのパルス光はレーザーのように単一波長の光線ではないため、どうしてもレーザーより低い照射エネルギーになってしまいます。そのためそばかすに対しての有効性はレーザーフェイシャルよりも低くなります。反面、多様な波長の光を含んでいるため、メラニン以外のものにも反応し、そばかすの改善以外のリジュビネーション効果も期待できます。

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フラクセル3

フラクセル3

非常に小さな穴を皮膚にたくさん開けていくレーザーです。穴が開いたところの表皮が削り取られることになるため、そばかすの改善効果が望めます。特にそばかすの斑点が小さいケースではフラクセル3は非常に良い働きをしてくれます。小さな点状の痂皮ができますが、1週間程度で剥がれ落ち、お肌が一皮むけたようになります。肌全体のリジュビネーション効果もあります。

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